テコンドーの良いところ

1.競技特性

WTテコンドーは現代科学トレーニングをベースにオリンピックごとに進化を遂げ、全世界に万人に親しまれている競技。
種目も組手、型、演武とあり、自身の特性に合わせて、グローバルに活躍することができ、老若男女楽しめ、国際交流ができる競技である。

  • トレーニング

    蹴り技を主体とした競技であるため、大きな筋肉(大腿四頭筋、殿筋、ハムストリングス、脊柱起立筋、腹筋)をまとめて鍛えられる。下半身中心に筋肉がつくため、腰や膝、足首周りの動きが安定し、ダイエット効果も高い。
    組手や型の稽古内容により、練習メニューは大きく変わるが、基本的に左右対称で行うため、身体の均一性は保たれ、長く競技を続けても左右対称な身体づくりに繋がる。

  • 武道

    空手をベースとした武道であり、空手や柔道と同様に帯制度となる。黒帯以上は、韓国の国技院から段証が発行され、初段獲得以降、世界どこの道場でもテコンドーが楽しめる。基本的には韓国語の掛け声が多く、韓国文化に触れ、異文化交流が生まれていく。

  • 試合(五輪競技)

    組手や型の試合があり、地方大会からオリンピックにつながる全日本選手権まで全国各地で開催されている。海外の大会にも黒帯取得以降は出場可能なため、国内外で試合をすることが可能となり、テコンドーを楽しみながら、生涯の仲間を作ることができる。

  • 他にも…

    最近ではダンスや空手にもテコンドーの動きが取り入れられています!是非、他競技をやられている方も遊びに来てください!空手との交流も大歓迎です!

2.身体の外部編

左右対称の運動動作のため、均等かつ柔軟な身体づくりができ、運動がアンチエイジング、いわゆる健康的な身体を保つことが一番の近道と言われている。
また咄嗟の身を守る対応など、「守るべきものがある時に守れる」身体になる。

ポイント

  • 気合や大きな声を出すので、声量もあがり、表情筋も刺激される。
  • 組手をする際、視野の広さや洞察力など向上。
  • 運動することで認知機能、集中力向上、ストレス解消などリフレッシュにつながる。
  • インナーマッスル

    特に型などで華麗な蹴り、美しい姿勢が求められるため、所作が美しくなる。
  • 強い拳を作るだけでなく、急所に対しての護身を身に着けることができる。
  • 足を自由自在に動かすため、可動域の広い骨盤となり、代謝もよくなる。
  • ふくらはぎ

    第二の心臓であるふくらはぎへの刺激が多いため、血流促進に寄与。
  • 足の指

    足底刺激により、足指運動が活発となり、バランス力が向上。足の指を使った動きが多いため、足全体の筋肉が刺激され、足のアーチが正常に機能、下半身の安定につながる。

3.身体の内部編

テコンドーは武道のため、「礼に始まり、礼に終わる」。
試合や昇級審査も礼から始まり、強い相手と戦ったり、技の習得から自身の成長を感じたりすることで、精神の強さ、また相手への感謝など人間力が磨かれていく。

  1. 礼儀
  2. 自信
  3. 勇気

老若男女、国籍問わないため、競技を通じて、切磋琢磨しながら、協調性が磨かれていく。
競技特性として距離が近いコンタクト競技のため、お互い高め合いながら仲良くなっていく。